goto文とは？
goto文は、指定したラベルに制御を移動する文です。goto文は、C言語やJavaなどの言語でも使用できますが、PHPでは、goto文の使用は推奨されていません。
goto文の概要
goto文の構文は、以下のとおりです。
goto ラベル名;ラベル名は、goto文で移動するラベル名です。ラベル名は、アルファベット、数字、アンダースコア、コロンを使用できます。
goto文の書き方
goto文は、ラベル名を指定することで、そのラベルに制御を移動します。
ラベルの定義
ラベルは、行の先頭に記述します。ラベル名は、アルファベット、数字、アンダースコア、コロンを使用できます。
ラベルの定義例：
ループ終了:goto文の使用
goto文は、ラベル名を指定することで、そのラベルに制御を移動します。
goto文の使用例：
for ($i = 0; $i < 10; $i++) {
if ($i == 5) {
goto ループ終了;
}
echo $i;
}
ループ終了:
echo "ループを抜け出しました。";このコードを実行すると、以下の出力結果が表示されます。
0
1
2
3
4
ループを抜け出しました。goto文の作成・使用方法
goto文を使用する場合は、以下の点に注意しましょう。
- goto文は、本当に必要な場合にのみ使用しましょう。
- goto文を使用する場合は、ラベル名を明確に指定しましょう。
- goto文を使用する場合は、goto文の使用箇所をコメントで明記しましょう。
goto文のスクリプトサンプル
ループの処理を抜け出す例
<?php
// ループ開始
for ($i = 0; $i < 10; $i++) {
// ループを抜け出す条件
if ($i == 5) {
// goto文を使用して、ループを抜け出す
goto ループ終了;
}
// ループ処理
echo $i;
}
// ループ終了ラベル
ループ終了:
// ループを抜け出したことを表示
echo "ループを抜け出しました。";
?>このコードは、forループを使用して、0から9までの数を表示しています。
ループの条件式で、$iが5と等しい場合に、goto文を使用して、ループ終了ラベルに制御を移動します。
ループ終了ラベルでは、ループを抜け出したことを表示しています。
処理の順序を変更する例
<?php
// 条件分岐
if ($i == 5) {
// goto文を使用して、処理の順序を変更する
goto 処理終了;
}
// 処理
echo $i;
// 処理終了ラベル
処理終了:
echo "処理を終了しました。";
?>このコードは、条件分岐を使用して、$iが5と等しい場合に、処理の順序を変更しています。
条件分岐の条件式で、$iが5と等しい場合に、goto文を使用して、処理終了ラベルに制御を移動します。
処理終了ラベルでは、処理を終了したことを表示しています。
goto文特有の事柄
PHPのgoto文は、以下の点で他のプログラミング言語のgoto文と異なります。
- goto文は、関数内のみ使用できます。
- goto文を使用すると、プログラムの可読性や保守性が損なわれる可能性があります。
goto文のまとめ
goto文は、指定したラベルに制御を移動する文です。goto文は、C言語やJavaなどの言語でも使用できますが、PHPでは、goto文の使用は推奨されていません。
goto文を使用する場合は、本当に必要な場合にのみ使用し、ラベル名を明確に指定し、goto文の使用箇所をコメントで明記するようにしましょう。
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