PHPのdo-while文は、条件式が true である間、繰り返し処理を行う構文です。
do-while文の基本的な書き方
do-while文の基本的な書き方は、以下のとおりです。
PHP
do { // 繰り返し処理 } while (条件式);
do キーワードで繰り返し処理を開始し、while キーワードで条件式を記述します。条件式が true である間、繰り返し処理が実行されます。
繰り返し処理
繰り返し処理では、条件式が true である間、繰り返し実行する処理を記述します。
繰り返し処理では、以下の処理を実行できます。
- 変数の値を変更する
- 関数を呼び出す
- 出力を行う
条件式
条件式は、true の場合に繰り返し処理が実行されます。条件式が false の場合、繰り返し処理は終了します。
条件式は、比較演算子や論理演算子を使用して、条件を判定します。
例
以下のコードは、変数 $i の値が 10 未満である間、繰り返し「1からiまでの数を表示する」処理を実行するコードです。
PHP
$i = 1; do { echo $i . " "; $i++; } while ($i < 10);
このコードでは、以下の処理が行われます。
- 変数 $i を 1 で初期化します。
- 条件式 $i < 10 を評価します。
- 条件式が true の場合、繰り返し処理が行われます。
- 繰り返し処理では、変数 $i の値を表示します。
- 変数 $i の値を 1 増やします。
- 条件式を再度評価します。
- 条件式が false の場合、do-while文の処理は終了します。
このコードの出力は、以下のようになります。
1 2 3 4 5 6 7 8 9
do-while文の作成・使用方法の流れ
do-while文を作成する際には、以下の流れで作業を行います。
- 繰り返し処理を行う処理を決定します。
- 条件式を決定します。
- 繰り返し処理を行う処理を do ブロックに記述します。
- 条件式を while ブロックに記述します。
例えば、以下のコードは、変数 $i の値が 10 未満である間、繰り返し「1からiまでの数を表示する」処理を行うコードです。
PHP
$i = 1; do { echo $i . " "; $i++; } while ($i < 10);
このコードは、以下の流れで作成されています。
- 繰り返し処理を行う処理は、「1からiまでの数を表示する」処理です。
- 条件式は $i < 10 です。
- 繰り返し処理を行う処理は do ブロックに記述されます。
- 条件式は while ブロックに記述されます。
do-while文の使用方法の注意点
do-while文を使用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 繰り返し処理が必ず一度実行されることを理解する。
- 繰り返し処理内で条件式を変更する処理を行う場合は、無限ループに陥らないよう慎重に検討する。
do-while文は、繰り返し処理が必ず一度実行される必要がある場合に便利な構文です。
do-while文を使いこなせるように、ぜひ練習してみてください。
