PHPのif/else文のまとめ

PHPのif文のelse文は、if文の条件式が false の場合に実行される処理を記述する構文です。

else文の基本的な書き方

else文の基本的な書き方は、以下のとおりです。

PHP

if (条件式) {
    // 条件が真の場合に実行する処理
} else {
    // 条件が偽の場合に実行する処理
}

例えば、以下のコードは、変数 $a の値が 10 より大きい場合に、メッセージを表示し、それ以外の場合は、メッセージを表示しないコードです。

PHP

$a = 12;

if ($a > 10) {
    echo "10より大きいです。";
} else {
    echo "10以下です。";
}

このコードでは、条件式 $a > 10 が true の場合、処理文 echo “10より大きいです。” が実行されます。条件式が false の場合、処理文 echo “10以下です。” が実行されます。

else文の位置

else文は、if文の条件式が false の場合に実行される処理を記述する構文です。そのため、if文の条件式が true の場合に実行される処理は、else文の前に記述する必要があります。

例えば、以下のコードは、変数 $a の値が 10 より大きい場合に、メッセージを表示し、それ以外の場合は、別のメッセージを表示するコードです。

PHP

$a = 12;

if ($a > 10) {
    echo "10より大きいです。";
} else {
    echo "10以下です。また、10より小さい場合は、別の処理を実行します。";
}

このコードでは、条件式 $a > 10 が true の場合、処理文 echo “10より大きいです。” が実行されます。条件式が false の場合、処理文 echo “10以下です。また、10より小さい場合は、別の処理を実行します。” が実行されます。

else文が存在しない場合

else文は、if文の条件式が false の場合に実行される処理を記述する構文です。そのため、else文が存在しない場合、if文の条件式が false の場合、何も実行されません。

例えば、以下のコードは、変数 $a の値が 10 より大きい場合に、メッセージを表示するコードです。

PHP

$a = 12;

if ($a > 10) {
    echo "10より大きいです。";
}

このコードでは、条件式 $a > 10 が true の場合、処理文 echo “10より大きいです。” が実行されます。条件式が false の場合、処理文は実行されません。

PHP

if (条件式1) {
    // 条件1が真の場合に実行する処理
} elseif (条件式2) {
    // 条件2が真の場合に実行する処理
} elseif (条件式3) {
    // 条件3が真の場合に実行する処理
} ...
else {
    // すべての条件式が偽の場合に実行する処理
}

例えば、以下のコードは、変数 $a の値が 10 より大きい場合、10 より小さい場合、それ以外の場合のメッセージを表示するコードです。

PHP

$a = 12;

if ($a > 10) {
    echo "10より大きいです。";
} elseif ($a < 10) {
    echo "10より小さいです。";
} else {
    echo "10です。";
}

このコードでは、条件式 $a > 10 が true の場合、処理文 echo “10より大きいです。” が実行されます。条件式が false の場合、次に条件式 $a < 10 が評価されます。条件式 $a < 10 が true の場合、処理文 echo “10より小さいです。” が実行されます。条件式が false の場合、else文が実行されます。

初心者が知っておくべき事柄

elseif/else if文を使いこなすには、以下の事柄を知っておく必要があります。